養育費とは?

養育費はいくら位もらえるのかな?



途中からもらえなくなったりしないかな??



そもそも最初からもらえるのかな???



養育費は、親権者とならずに子どもと離れて暮らす親(非監護親)に支払いの法的義務があるから、きちんと手順を踏めばちゃんともらえるものだよ!
養育費とは、子どもが社会人になり経済的に自立するまでの、衣食住・医療・教育などに要する費用のことです。
親権者とならずに子どもと離れて暮らす親(非監護親)は、民法上”自分の生活レベルと同程度を保障する義務(生活保持義務)”を負います。
離婚後も、親は子どもを育てていかなければなりません。
それは、離れて暮らしていても同じことです。
また、「自分の生活に余裕がないから養育費を支払うことができない」といった理由で、支払い義務は免除されません。
養育費は、『自分の生活レベルを落としてでも、支払う必要があるもの』と考えられています。
お金がなくても、たとえ自己破産をしていても、”扶養義務”はなくならないため、養育費は支払わなければなりません。
そして、養育費はきちんとした手順で決めておけば、強制執行の対象となり、給与や預貯金などを差し押さえることが可能です。
ただし、相手の「現住所・財産状況・勤務先」などを把握しておく必要があります。



財産状況とか正直に教えてもらえるのかな?



裁判所を通して財産を開示させる制度もあって、そこで拒否や嘘をついたりしたら、6ヶ月以上の懲役または50万円以下の罰金に処せられるよ!
養育費の金額の決め方は?
養育費はお互いの収入や子どもの人数によって変動し、相場は”月額2万円〜6万円”といわれています。



うちは子どもが3人いるけど、いくらになるんだろう?



チャイルドサポートのHP上で、養育費の自動計算ができるから、下のURLから確認してみてね!
養育費を決めるときも、「夫婦の話し合い→離婚調停→離婚裁判」の順で話しを進めていきます。
両者の間で合意していれば、養育費の金額は自由に決めて問題ありません。
そして、夫婦の話し合いで合意できた場合でも、必ずその旨を「離婚協議書」としてまとめ、「公正証書(強制執行認諾文言付)」にしておく必要があります。
公正証書とは、”公証役場”という場所で、”公証人”に作成してもらう書類です。
公正証書にすることで、高い証明力および執行力がつき、離婚調停や離婚裁判で決まった時と同じように、強制執行が可能となります。
★公正証書についての詳しい説明は下記のURLをクリック★



養育費の金額以外で決めることはあるのかな?



最低限あらかじめ決めておいた方が良い項目は5つあるよ!
1、1ヶ月あたりの金額
2、支払い期間(例:大学を卒業するまで)
3、支払い方法(例:銀行振込)
4、支払い時期(例:毎月末)
5、特別費用の取り扱い(入学金、部活、習い事、留学、医療費など)



なるほど。子どもの成長に合わせて必要なお金も変わってくるもんね。



そうだね。お互いの合意があれば、途中で増額や減額を請求することもできるよ!あとちなみに、一括で支払われる場合は、贈与税に注意してね!
養育費を毎月確実に支払ってもらう方法は?



養育費を計算すると、トータル1千万近くになるし、子どものためにもちゃんとしないとダメだよね、、!



うん。養育費の請求は”子どもの権利”でもあるから、子どものためにもきちんと回収していく必要があるよね。



でも、一人じゃ不安だし・・どうしたら良いかな?



チャイルドサポートのサービスは「養育費の請求」に加えて「養育費保証」も付いて、確実に毎月手元に養育費が入るようになるから、ぜひ諦めないで利用してみてほしいな!
【チャイルドサポートのサービスの特徴】
- 相談料無料
- 離婚協議書の作成が無料
- 相手と揉めてても交渉が無料
チャイルドサポートのサービスは、自己負担金実質0円で養育費の回収が可能となります。
保証会社から毎月25日に自動で入金されるため、入金の不安がありません。
また、不払いが発生しても、「弁護士による支払い督促」と「保証会社による差し押さえ」を任せることができ、回収時の費用も0円です。



そっか。旦那からの支払いが突然滞っても入金されるから、生活が困らない仕組みになってるんだ。



その通り!ただ、養育費保証を利用するには、強制執行ができる状態にしておかないといけないんだ。



えっと、相手と話し合って合意できたら、親権と面会交流と養育費とかを決めて、離婚協議書を作って、公正証書にする。もし合意できなかったら、調停か裁判をして決めてもらう。ここまでちゃんとやれば、養育費保証のサービスが使えて、養育費の請求や回収もやってもらえる。で、合ってる?



すごい!ちゃんと合ってるよ!チャイルドサポートの「養育費請求」と「養育費保証」のサービスを利用する手順をまとめた記事もあるから、ぜひ下のURLから確認してみてね◎
★チャイルドサポートの「養育費請求」と「養育費保証」のサービスを利用する手順★



へぇ〜。全部オンラインで完結するんだ。令和だね。



うん!でもしっかりと弁護士がサポートしているから安心してね!



それは心強いな。よし、基本的なことは決まったとして、他にもまだ決めることはあるよね?



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