子連れ再婚は、幸せの再出発であると同時に、前の結婚の権利義務と新しい家庭が重なり合う場面でもあります。「前回は決めておけばよかった」と後悔しないために、再婚前に整理しておきたいことをチェックリストにまとめました。ひとつずつ確認していきましょう。
再婚前に整理したい6つのこと
1. 養子縁組を「する・しない」を決める
再婚相手が子と養子縁組をするかどうかで、扶養義務・相続・そして元配偶者からの養育費の扱いまで変わります。まずここを整理します。詳しくは養子縁組をすると元夫の養育費はどうなる?をご覧ください。
2. 前婚の養育費を見直す
再婚や収入の変化があると、養育費の再取り決めが必要になることがあります。前婚の公正証書は見直すべきかを確認しておきましょう。
3. 連れ子の相続を守る
連れ子は、養子縁組か遺言がなければ再婚相手の財産を相続できません。新しい子が生まれる場合の利害も含め、早めに整理します。連れ子に相続権はある?で解説しています。
4. 財産・特有財産を切り分ける
結婚前から持っている財産や、子のための積立(学資保険など)を、誰のものとして扱うのかを明確にしておくと、将来のトラブルを避けられます。
5. 手当・税の変化を確認する
再婚すると児童扶養手当やひとり親向けの税控除の扱いが変わります。生活設計に直結するため、事前に確認しておきましょう。
6. 子の気持ち・氏(姓)に配慮する
再婚は子にとっても大きな変化です。子の気持ちや、氏をどうするかにも配慮し、急がず進めることが大切です。
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まとめ
子連れ再婚では、養子縁組・養育費・相続・財産・手当・子の気持ちの6点を、再婚前に整理しておくことが後悔を避けるポイントです。ひとつでも不安がある場合は、書面作成の前提として、まず弁護士に相談して全体像を整理することをおすすめします。
よくある質問
Q. 何から手をつければよいですか?
A. まずは「養子縁組をするかどうか」を軸に考えると、養育費・相続・財産の方針が決めやすくなります。
Q. 再婚前に契約書を作っておくべきですか?
A. 取り決めを明確にしておきたい場合は、婚前契約として書面に残す方法があります。ご状況に応じてご相談ください。
第二東京弁護士会所属/弁護士登録番号 48715/チャイルドサポート法律事務所 代表
家族の法律問題(離婚・養育費・再婚・事実婚・相続)を専門に取り扱う。

